2月末から続けて日本酒Zoom研修を受講していました♪
というのも💡
今年に入ってから増えた仕事の一つが
「ガイドに役立つ日本文化」というオンライン講座の講師役
講座のテーマは「座禅・日本酒・ジャパニーズウイスキー」
自分で動画教材をすでに作っていたものの
実際に講座で分かりやすく説明するとなると
自分で作った動画を復習したり
内容を練り直したり
どう伝えたら相手が理解しやすいのか、等々
考えているうちに。。。
特に日本酒の説明に関しては
かなり煮詰まってきてしまい
何か良い知恵があれば使わせて頂こうと思って♪
講師は京都の通訳案内士の方で
たまたまネット検索中に見つけたのですが
直観的に「絶対に良さそう」と思ったので
即ポチリました😊
最近こういう時の直観って、外れる気がしません💗
受講した感想としては、やっぱりポチって大正解!
1回目は日本酒に関する知識とテイスティング
2回目は日本酒のガイディング(酒蔵と居酒屋)
実践的にも役立つ知識、ガイディングのコツを
余すところなく教えてくださいました~
いくつか印象に残った内容をシェアさせて頂きますね♪
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・酒米用の精米機はどんなもの?
一般的なお米の精米機は、ものすごい勢いで回転する。
酒米の精米にはスピード調整ができる縦型精米機を使う。
お米の外側20%までは高速でも良いが、それ以下はスピードを遅くする。
米粒が割れないように、お米がどう循環するかを精密に計算している。
お米は割れると雑味になる。
・圧搾の英語表現は「press」?それとも「filtrate」?
「filter」にかけるのが「filtrate」。 布を通すので、意味合いとしては「filtration」が近い。しかし、外国人でも理解しやすいという事で、ワイン用語から「press」を引用している。
・並行複発酵の説明
酒米に含まれるでんぷんの分子は大きすぎる(ブドウ糖の分子が繋がっている)ので、酵母が食べられない。→(麹という生き物の力を借りて)でんぷんの出す酵素がでんぷんの分子をチョキチョキ小さく切る。→小さくなった糖を酵母が食べてアルコールに出す。
醪タンクでは糖化と発酵が同時に起こる。つまり、食べ物を供給する作業+食べ物を食べて出す作業が同時に行われている。
でんぷんがある限り、酵母は働き続けてひたすら発酵し続ける。
→アルコール度数が高くなる。+麹が作りだす旨味物質がお酒に残る。
・杜氏さんはめちゃめちゃ理系!
農大等の出身者が多い。
日本酒造りの工程や、それが日本酒の味にどう繋がるか等の詳しい話をしたい場合は、バイオケミストリーの勉強が必要らしい。
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見逃し配信もされているので
2回目以降なら、今からでも間に合います(^^♪
大変分かりやすく関西弁で説明して下さるので
何とも心地よくてすっかり聞き惚れてしまいました💗
個人的に、かなりおススメです!
ご興味のある方はこちら↓
http://(オンライン)シリーズで学ぶ「日本の酒」講座(全3回) | JapanWonderGuide
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